夙川の家
設計士:arbol 建築設計事務所
住まいの中にクライアントの嗜好に沿った独立した世界を築くことを目指しました。
クライアント様より共有していただいた好みのインテリアイメージにはヨーロッパの空気感を感じるものが多く、意匠にもそれらの要素を取り入れています。
完全にプライベートなスペースである2階に対して、1階は住宅でありながらセミパブリックな空気感を持たせることで、狭い箱の中に変化と奥行きを演出。
床のタイル仕上げ、路地のテラス席のようなダイニング、吹き抜けに突き出したバルコニーのような踊り場、
ドームと象徴的なトップライトによって生ずる少しだけ厳かな雰囲気。それらの要素が総合的に作用することで共用空間の空気感をデザインしています。
・基本設計、実施設計:arbol建築設計事務所 アシタカ建築設計室
・施工:稔工務店